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Ressons4.ゲームの上達は何よりも楽しむこと

何よりも実践こそ上達の鍵

ゲームはどう作られているか
ゲームがどう作られているかを考えたことはあるでしょうか。これには王道と呼べるものがあり、殆どのゲームにおいて守られている鉄則があるのです。それを挙げていくと次のようになります。
・最初は簡単にする。
・段々とやれること(もしくはやらないと進めないこと)を増やす
・やれることを組み合わせる
・総集編
ゲームを買ったばかりの時を想像してみてください。ゲームを手にした人はゲームのルールについて右も左も分からない状況ですから、ゲームの開発者としてはユーザーにこのゲームで何が出来るかを覚えていって貰いたい訳です。ですが、いきなりあれこれ沢山教えてもユーザーは覚えきれません。それなので、まずは一番基本的な物だけを教えます。そして実際にやってみて貰うのです。簡単で基本的なルールに慣れてきたら、次の新しいことを説明してユーザーにやって貰い、そしてそれらの知識を組み合わせてもっと複雑なことに挑戦して貰います。そして最後には、今までの内容をユーザーが完全に身に付けているのかを確かめて、忘れていたら思い出す為の復習をして終わりです。これらの一連の流れ(王道)の途中でユーザーが飽きてしまわず、熱中して終われることが出来るゲームであれば、ユーザーの評価が高くなってゲームが良く売れるでしょう。
実際、最近のゲームの多くでは最初に「どのように移動させるか」「何を出来るか」といったチュートリアルから入るパターンが良くあります。もし敵がいたとしても全くこちらには攻撃してこなくて棒立ちだったりすることもありますね。この流れ(王道)は「良いゲームは早く上達する為に上手く工夫されている」ことを意味しますが、これは「シミュレーション」が目指している物と全く同じなのです。これまで「ゲームはシミュレーションである」と説明してきましたが、この王道こそ「ゲームがシミュレーション」である最たる理由でもあります。
この王道ですが、現在のコンピューターゲームでは殆ど全てのものが取り入れている基本的な流れです。これがファミコンの時代辺りですと、まだまだ浸透しておらず、このルールを無視したゲームも多くて開始早々に投げ出されることも日常的でした。これはゲームを提供しているメーカーにとっても大問題で、本当はもう少しユーザーが頑張ってくれれば面白く感じるゲームであっても、最初に多くのユーザーがやめてしまったら「面白くない」評価になってしまって売れません。ですから、生き残っているメーカーは上記の王道から大きく逸脱しないようにゲームを作っています。最近ではこの流れが更に進み、最初にあるチュートリアル自体が慣れている人にとって同じことの繰り返しになる=飽きられてしまう為、チュートリアル自体を省略する親切なゲームまでありますね。
今時のゲームは大抵良く出来ている
これまでの話はゲームの開発者の方の目線で見てきましたが、ユーザーの方になってみましょう。既に多くのゲームは王道に沿って作られている訳ですから、ユーザーとしてはただゲームを楽しんでいるだけで上達します。「え?それだけ?」となるかもしれませんが、実の所一番重要なのはこのことなのです。実際にゲーム機メーカーでも有り、トップのソフトメーカーでもある任天堂のソフトをやってみますと、実に巧みに作られていることがわかります。ゲームを一通り(クリアもしくは進めなくなった所まで)やった後で良いので、是非「上達する為の仕組みがどのようになっているか」といった視点でゲームを再度やってみて下さい。これはゲームのシステムを深く知ることに繋がりますので、漠然と分かっていたことがより明白になり、完全に身に付きます。こうなると上級者の道に入り込みます。これ以降は、ゲームの種類を色々変えてみるのも良い(同じのだと飽きますし、変化が足りない)ですし、ゲームに深みを感じたら追求してみても面白いでしょう。対戦ゲームで1位を目指してみたり、やれることを少なくしてゲームの難易度を上げる縛りプレイ、クリアまでの時間を競うRTA(リアル・タイム・アタック)をやってみたり、外部のツールを使って人では出来ないことをして遊ぶTAS(ツール・アシスト・スピードラン=タイムアタック)に挑戦してみたり、色々な方法で楽しみを見出している人がいます。
もっと具体的な話は無いの?
ただゲームをやるだけで上達するって言われてもピンとこない場合もありますよね。ここまで読んできたのに「ただやれ」とは何事かと。それなので次回はもっと具体的な話をしていきたいと思います。
←←シミュレーションと探索ゲームの特徴を掴もう
←←ゲームのジャンル毎の特徴を掴もう(アクション、シューティング)
←←上手くなる為に見るべき方向を確かめよう
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最終更新日:2016年03月01日