格安スマホとは
格安スマホの運営会社の規模や業績、どんな会社なのかを調べてみました。

格安スマホ会社はどんな会社?

格安スマホ会社は信用できる会社なのか?
格安スマホの会社は一体どれくらいの規模で何をしている会社なのでしょうか?本当に信頼できるのかどうかが不安な方もいらっしゃると思いますので、経営状況がわかる財政面を含めて調べていきたいと思います。調べた方法としては上場会社でIR情報がある会社はIR情報を基に、非上場の会社は発表された情報を基にしています。尚、調査するにあたって、イオンスマホのような実際にはスマホ本体の販売が主で、他の格安会社の回線で使用するような形態の会社は、スマホ本体の販売元が無くなったとしても回線会社側に問題が無ければサービス自体は継続する可能性が高いと考え、調査対象から除外していますのでご了承下さい。
格安スマホ会社の大まかな種類分け
格安スマホ会社の実態を調査すると、大まかに3つの種類に分けられることがわかります。
  • インターネット接続サービスの会社(プロバイダー)
  • インターネットビジネスの会社
  • その他
これらの種類分けはあくまでもどのような事業形態を主としているかを分けただけですので、サービスの良し悪しを決める内容ではありません。例えば、アメリカの大企業で、かの発明王のエジソンが作ったGE社(ジェネラル・エレクトリック社)は事業形態を大胆に変える会社として有名ですので、大まかな雰囲気を見る為に区分けしたものだと考えて下さい。
さて、上記のように大まかな種類分けをしましたが、小売業者のみ多少毛色が違うものの大体何かしらの関係で通信サービスに従事している会社だということが言えるでしょう。それでは上から順番に各会社の概要を書いていきたいと思います。
インターネット接続サービスの会社
NTTコミュニケーションズ株式会社(OCNモバイルONE)
2014年12月の時点で格安スマホの使用者数No.1という話の会社であり、NTTグループの一角です。資本金2,117億。2014年度決算報告によると売上高6,991億円、純利益773億円。長距離通話とプロバイダーの部門を担っているようですが、同じグループ内で競合している事業もあるそうです。格安スマホでもNTTドコモと競合しているので、NTTグループとしてこの後の展開をどう考えているのか気になる会社だと言えるでしょう。格安スマホ会社の中では最も巨大でありドコモと同じグループ企業ですので、安心感が特徴でしょうか。実際の所、「格安スマホ」というと胡散臭い気がしてしまう中で「大手」という安心感がユーザー数に繋がっているように見受けられます。
NTTコミュニケーションズ株式会社の会社概要のページ(外部)
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJmio)
格安スマホの使用者数No.2で継続的に契約数を伸ばしています。2014年度4Qの時点で67.3万回線(前年比+28.9万回線)で、これはIR資料に載っていた数値です。このように、各社のIR資料を調べた中で何処よりも具体的にMVNOの状況について言及している会社でして、会社自体が格安スマホにかなりの力を入れていることがわかる会社です。また、一般への知名度はあまり高くはないと思いますが、日本で初めての国内インターネット接続事業者でもあります。資本金は229億円。2014年度決算によりますと、売上高12.3億円、純利益0.5億円です。家族割りを始めるなど、積極的なサービス展開が特徴的でしょう。
株式会社インターネットイニシアティブの会社概要のページ(外部)
日本通信株式会社(b-モバイル)
格安スマホの使用者数3位であり、PHSデータ通信社において世界初となるデータ通信MVNO事業を行なった会社です。携帯電話サービスを主に早い段階から事業展開を行なっていた会社と言えるでしょう。資本金は26億円。2014年度決算によりますと、売上高46.6億円、純利益8.8億円です。格安スマホの中でもネットの使用量無制限、高級機種のみ扱い、と高級路線な会社だと言えます。
日本通信株式会社の会社概要のページ(外部)
ビッグローブ株式会社(ビッグローブ)
格安スマホの使用者数4位であり、元々NECのプロバイダーサービス部門が独立したのがこの会社です。資本金などは不明ですが、パソコン通信の時代からメジャーなプロバイダーとして事業展開しており、長い実績があります。サービス期間も長くユーザー数も多い為か、時折変化に間に合わずに回線が遅くなったと指摘されることがありますが、その都度、設備投資をして改善しているようです。
ビッグローブ株式会社の会社概要のページ(外部)
株式会社U-NEXT(ユーモバイル)
元々は音楽配信サービス等を行なっているUSENの一部事業でしたが、2010年に分離独立して別会社になった会社です。プロバイダー事業のU-NEXT光と動画配信サービスを行っており、資本金は17.7億円。2014年度決算によりますと、売上高242.4億円、純利益7.0億円です。ユーモバイル契約者数も順調に伸びており8万人の契約があるそうです。IR資料でMVNOを3本の柱の一つとして表現しているので、格安スマホに会社としてかなり注力していると言えるでしょう。
株式会社U-NEXTの会社概要のページ(外部)
ソネット株式会社(ソネット)
PostPetというかわいい動物のメールソフトが特徴的な、こちらも息の長いプロバイダーの会社です。ソニー100%出資の完全子会社でもあり、資本金は79.7億円。2014年度決算によりますと、売上高656億円、純損失49億円です。扱うスマホが中堅以上のスマホのみでネットの容量が多かったり無制限だったりと、こちらも高級路線の会社と言えます。
ソネット株式会社の会社概要のページ(外部)
株式会社ニフティ(ニフモ)
ビッグローブと同時期からネット通信のサービスを行なっていた古参の会社です。インターネット元年のプロバイダーが群雄割拠していた時代を乗り越えて今も続いている古強者と言った所でしょうか。資本金は37.4億円。2014年度決算によりますと、売上高677億円、純利益21.8億円です。
株式会社ニフティの会社概要のページ(外部)
株式会社NTTぷらら(NTTぷらら)
NTT、ソニー他等の5社が合併した会社です。「ひかりTV」のサービスをしている会社としても有名です。資本金は123.2億円。主要株主はNTTコミュニケーションズであり、ソニーの出資も入っているのですから、同グループ内であっちもこっちも競合していて立ち位置が難しそうな会社です。
株式会社NTTぷららの会社概要のページ(外部)
株式会社ケイ・オプティコム(マイネオ)
Au系の回線を利用している会社です。光ファイバーを利用したインターネットが始まった時に「プロバイダーや電話会社でもないのに参入!?」と話題に上がった関西電力の通信部門で100%子会社です。資本金は330億円。売上高1743億円、純利益は不明です。
株式会社ケイ・オプティコムの会社概要のページ(外部)
UQコミュニケーションズ株式会社(UQモバイル)
Au系の回線を利用している会社です。と言うのも、出資者にKDDI(Au)が入っているので当然といえば当然でしょう。位置取りとしてはNTTドコモとNTTコミュニケーションズの関係に近いですね。無線接続のWiMAXの方でご存知の方も多いと思います。資本金は1420億円。売上高や純利益は不明です。
UQコミュニケーションズ株式会社の会社概要のページ(外部)
株式会社TOKAIコミュニケーションズ(モバイル4G/D)
東証1部のTOKAIグループの通信部門の会社です。昭和52年にCATVからはじめてソフトウェア、システム開発、プロバイダー事業等を行ってきた暦の長い会社です。資本金は140億円。売上高1875億円、純利益39.3億円で、業績が安定している会社です。
株式会社TOKAIコミュニケーションズの会社概要のページ(外部)
インターネットビジネスの会社
フュージョン・コミュニケーションズ株式会社(楽天モバイル)
楽天グループの会社であり、主にプロバイダー系の会社のようですが楽天はインターネットビジネスの印象が強いのでこちらに分類しました。楽天のグループ会社である為、個別での資本などはわかりませんでしたが、楽天グループとしてはNTTコミュニケーションズにも迫る勢いに成長しており、資本金1,116億円。2014年度決算では売上高5,998億円、純利益706億円です。幅広いラインナップと様々な商品に使えるポイント還元システムが特徴でしょう。
フュージョン・コミュニケーションズ株式会社の会社概要のページ(外部)
株式会社DMM.com(DMMモバイル)
ネットを使用したマーケティング・インフラ・ゲーム・証券会社等、様々なビジネスを展開している若い会社です。私の知る範囲ではありますが、各方面で格安を売りにして販売攻勢を仕掛けておりシェアを取っていっているようです。公表された数値によれば資本金は0.3億円。売上高960億円(見込み)、純利益は不明です。
株式会社DMM.comの会社概要のページ(外部)
その他
Plus One Marketing.ltd(フリーテル)
FREETEL(フリーテル)ブランドでスマホを販売しているメーカーです。2012年10月設立の非常に若い会社であり、買い易い価格帯のスマホのラインナップを展開していたのですが2014年末辺りから格安スマホ(MVNO)に参戦しました。新しい会社らしく既存の概念にとらわれないというのをアピールしており、今後の展開が気になる会社といえます。
Plus One Marketing.Ltd の会社概要のページ(外部)
エックスモバイル株式会社(もしもシークス)
2013年10月設立で社長も31歳のとっても若い会社です。通信料金の1%を発展途上国の携帯電話普及の為に使用していくことを掲げており、ただ単に安い「格安スマホ」ではなく輪を広めていく「ソーシャルグッド・ケータイキャリア」として歩んでいきたいとのことです。他社が何かしらの本業を持っている中で、「格安スマホ」こと「ソーシャルグッド・ケータイキャリア」の専業で起業した会社と言えるでしょう。製品展開の特徴としては無料電話が付いたサービスと高級機のスマホを多数揃えており、ドコモ・Au・Softbank等の大手3社寄りのサービスであることがあげられます。
エックスモバイル株式会社の会社概要のページ(外部)
以上で各会社の概要の説明は終わります。個人向けか法人向けかの差はありますが、基本的にはインターネットへの接続サービスを行なっている会社が格安スマホのサービスも始めたものだと考えて良いでしょう。尚、格安スマホ業界でのシェアの順位は2014年末のデータなので一部変動があるかもしれません。
格安スマホの性能について更に詳しく→→
←←格安スマホ会社の比較、少し長いです(戻る)
←←格安スマホ会社の比較、ネットセレブ5ギガ編(戻る)
←←格安スマホへの移管には何が必要になるの?準備と手数料(戻る)
←←格安スマホとは...スーパーのようなもの、です(戻る)
トップに戻る このサイトの方針について
最終更新日:2015年09月28日