格安スマホとは
初心者向け、格安スマホ新機種のぷくぽく式 性能チェックのコーナーです。

HUAWEI P8liteをふわゆる分析

さくっと言ってしまうと「人にお勧めし易いスマホ」
HUAWEI(ファーウェイ)こと華為技術有限公司から6月中旬頃に発売されたP8 lite。格安スマホ会社では楽天モバイル、ニフモ、DMMモバイル、IIJmioと複数の会社が次々と商品化している製品です。私も実際に性能をぱっと見回した時に時に「なるほど」と頷ける製品でして、特徴を一言で説明すると「人にお勧めし易いスマホ」と言えます。例えば友人から「P8 liteってどう?」と聞かれたら「良いと思うよ」と答えられる製品です。何故なら良い意味で癖が無いので殆どの人にお勧めできるのです。
使い勝手は大きさ次第、まずは大きさから順に見ていきます
それでは早速、大きさから見ていきましょう。比較対象として同じ価格帯で同じ画面サイズ(5インチ)のスマホも見ていきたいと思います。
同クラスでの大きさ比較表
機種名 画面
(inch)

(mm)

(mm)
厚み
(mm)
重さ
(g)
HUAWEI
P8 lite
5.0 143 71 7.7 131
ZTE
Blade S
5.0 144 71 7.7 132
ASUS
ZenFone5
5.0 148 73 10.3 145
KYOCERA
S301
5.0 144 73 10.8 146
ALCATEL
idol2s
5.0 137 70 7.5 126
freetel
XM
5.0 142 70 7.8 132
競合品と比べて特別大きくも小さくもなく、片手で持てる大きさの限界に収まっています。これ以上の大きさでは持つのが困難になってきますので、使い勝手を無視して性能を上げる為に大きくしていない所が好印象です。重さも問題無し。実際にどれくらいの大きさや重さなのかを確認したいけども、近場には無いんだよね〜という方は、Galaxy S6(のカメラの出っ張りを無くした感じ)やXperiaTM Z4あたりが同じくらいなので触ってみてください。
さて、カタログスペック上の大きさは分りましたが皆様は上の表から何かを感じたでしょうか?私は全ての会社の設計者が同じターゲット寸法に収めるように指示されて作ったのだろうなぁと感じました。すると心配になってくるのが、寸法に合わせるために設計者がどうにも上手く配置ができなくて、強引に何か大胆なことをしてしまった可能性があるのではないか?といった考えです。このあたりの使い勝手に影響する性能は、カタログの性能表に載ってこない所なので怪しいのです。
それでは使い勝手が大丈夫なのか、電源ボタンや音量調整ボタン、スピーカーなどの配置を確認していきましょう。
P8liteの配置図
良さそうですね。右側にボタンが配置されているので、右利きの方ならスマホが零れ落ちそうになった時に支えようとしてボタンを弄ってしまう可能性の無い配置です。同じ方向に電源ボタンと音量ボタンがあるので間違えて押すのでは?という心配もありますが、右利きの方なら親指と人差し指の間の空間にくるので、意図的に親指で押そうとしない限り押さないボタン配置なので大丈夫でしょう。意外と落とし穴なのがスピーカー周りで、スマホによってはスピーカーの部分が地面や手に当たってしまって音が小さくなってしまうのですが、この子は当たってしまう場所は避けて配置してあるので大丈夫ですね。これは有り難い。SIMカードは2つ場所があるのですが、下がマイクロSIMで、上の1つはナノSIMがマイクロSDカードと兼用になっているので、実質マイクロSIM1個と思っておいた方が良いでしょう。
全体の話ですが、なかなかどうして上手く配置したものだと感心します。こういった細かい進化はワザマエ!な感じがして好きです、はい。ここまでくると本当に惜しいのが、電池交換が出来ないことですね。もっとも、最近のスマホは殆どが電池交換不可なのですが、やはり電池は消耗品なのでスマホを使い捨てにしたくない人としては交換可能にして欲しいです。
尚、スマホの色ですが、黒or白or薄い金になります。外で目立たないほうがお好みなら黒で、鞄の中などで見失いたくないなら白か薄い金が良いのかなと思います。黒は無難で良いのですが、鞄の中では目立たないのが難点ですね。最近はメタルな外装のスマホもありますが、スベスベぽちゃんするので個人的には本機のようにプラスティックの方が好みです。
パソコンとしての性能はうまあじ
それでは次にパソコンとしての性能を見ていきたいと思います。こちらも同価格の他製品と比較して表にしてみましたが、価格と性能の良い所を選んだ製品だと言えます。
同クラスでのパソコン性能・比較表
機種名 CPU
(GHz)
コア数 主メモリ
(GB)
SSD
(GB)
バッテリー
(Ah)
HUAWEI
P8 lite
1.5
+
1.2
4
+
4
2 16 2.2
ZTE
Blade S
1.5
+
1.0
4
+
4
2 16 2.4
ASUS
ZenFone5
1.2 4 2 8 2.11
KYOCERA
S301
1.2 4 1 8 2.3
ALCATEL
idol2s
1.2 4 1 8 2.15
freetel
XM
1.2 4 1 16 2.3
画面の細かさ(解像度)ですが、KYOCERAのみ960×540、他は1280×720です。最近はフルハイビジョンなスマホもあるのですが、このスマホでも5インチで1280×720なので、これを25インチにすると5倍の6400×3600、つまり4Kテレビ以上の細かさです。もう少し荒い筈の私のスマホでさえ十分綺麗なので、この機種の細かさなら文句無しと言えます。逆に言うと、高級機種はそもそもオーバースペックなのです。このサイトでは紹介しませんが、そのような高級機種ですと画面が細かすぎるので写真が相対的に小さく表示される事もありますし、画面が大きい分だけ動きも遅くなるのであまりお勧め出来ないのが本音です。つまり、このスマホくらいが程よい細かさなのです。これはCPU等にも言えて、価格は上がるけれども性能はそんなに上がらないような贅沢部分はばっさりカットしつつも基本はおさえていてなかなかの性能と、HUAWEI P8liteはこれまた個人的に一番好みの性能に仕上がってます。敢えて批判するとすればバッテリーの容量ですね。同じような性能をしたZTE Blade Sはもう少しバッテリーが大きいので、ZTE Blade Sと見比べると少し悩みそうです。
尚、P8 liteのCPU性能ですが正確にはA53/1.2GHzです。一応調べた所では上記の形で良いと思うのですが、やや自信がないです...。
一応カメラ性能について
カメラ性能については下表の通りです。この価格帯のスマホになるとそれなりには使えるカメラになっているので特に問題は無いのではないでしょうか。
同クラスでのカメラ性能・比較表
機種名 メインカメラ
(画素)
前面カメラ
(画素)
HUAWEI
P8 lite
1300 500
ZTE
Blade S
1300 500
ASUS
ZenFone5
800 200
KYOCERA
S301
500 200
ALCATEL
idol2s
800 130
freetel
XM
800 100
P8 liteには付属のアプリで自分撮りの顔改造加工ツールがあるようです。顔加工専門のフォトショップ、もしくはプリントクラブの機能ですね。肌を滑らかに〜、美白に〜、お目目パッチリに〜、顎細く〜、といった機能のようです。一度設定すれば毎回その設定で撮ってくれるらしいので、自分撮り大好きな方には便利なのかもです。
最新機種だからこその心配
さて、今回は私の趣味にぴったりなスマホだったので「良いよ」「良いよ」「実際良いよ」みたいな形になってしまいましたが、ここで終わらないので当サイトです。何故ならこれは最新機種。他では「最新=良い!」なのかもしれません(ある意味では正しいです)が、当サイトでは「最新=信頼不足!」なのです。とは言え、実績の無いものを評価しようも無いので、スペック表に表記されないので一番疎かにされて危なそうな強度面をチェックしてみることにしました。
強度を調べるならば実物を借りて強度試験機(破壊試験機とも言えるもの)で何十個も割ったりする方が正確なのですが、当然のように出来ないので、同じ会社の同じような製品と寸法・重量を比べてみてみました。比較対象はP8 liteの半年前に登場したAscend G602Sです。
同じ会社の半年前のスマホと比べた場合
機種名 画面
(inch)

(mm)

(mm)
厚み
(mm)
重さ
(g)
HUAWEI
P8 lite
5.0 143 71 7.7 131
HUAWEI
Ascend G602S
5.0 143 72 8.5 160
比較した結果、縦横寸法に変化は無く、厚みだけがやや薄くなっていて軽くなったことが分りました。厚みが薄くなっているので、折り曲げについての強度は少し心配になりますね。そもそも半年前の製品(Ascend G602S)ですら強度が足りない可能性もあるかも?心配になったので両方を調べて見ました。すると心配は杞憂なのか、今の所「まじで壊れた〜ショック!」のような報告は見当たりません。曲げは大丈夫でも他はどうなのでしょう?もしかすると、薄いと曲がるだけではなく落下で壊れる場合もあるかな?と考えてそちらもに同様に調べましたが、こちらでも壊れてしまった報告は見当たりません。理由として考えられるのは、P8 liteは半年前のAscend G602Sよりも重さが減っているので、落下した時の衝撃自体も減る訳です。であれば、強度に多少の低下があっても相殺して問題が無いのかもしれませんね。なんにせよ、直ぐに壊れて困るわぁという製品ではなさそうです。
まとめ
最初にも書きましたが、各社が採用するだけあって「人にお勧めし易いスマホ」でしたね。またセルスタンバイ問題にも対応済みです(メーカーに確認済み)ので、その辺で困っている方にも良い製品かもしれません。Android5.0を採用していたりもしますが、これも新しいOSなのでもう少し時間が経つと落ち着いて良くなっていくのではないでしょうか。
さて、このスマホに限らず気になるのは薄いスマホが流行していることです。薄ければ絶対脆いし、それでバッテリー交換が出来なくなっているのならあまり薄くしないで欲しいなと思ったりもしています。小型薄型化をし過ぎると熱にも弱くなるし、設計者の内心はドキドキなのではないかと正直心配。営業トークでは勿論「実は脆いかも?」は言いませんが...怖いッ!
最後に、他のスマホについての全体的な話や、格安スマホを使用する時の月額使用料の細かい話を知りたい方、そもそも格安スマホって何か良く分らない方は、下記のリンクから詳しく解説しておりますのでよろしければご参照願います。上から順に見ていただけるとより分り易い造りになっています。さくっと格安スマホ会社での月額利用料を調べたい方は「格安スマホ会社の比較〜」の所を見て下さい。ネットを大量に使う場合は「ネットセレブ」の方が分り易いです。
格安スマホとは...スーパーのようなもの、です
格安スマホへの移管には何が必要になるの?準備と手数料
格安スマホ会社の比較、少し長いです
格安スマホ会社の比較、ネットセレブ5ギガ編
格安スマホ会社はどんな会社?
格安スマホの性能について更に詳しく
トップに戻る このサイトの方針について
最終更新日:2015年08月10日